キッチンカー(移動販売車)のサイズ選びのコツ!相場価格も紹介

フードトラックを用意しよう
キッチンカー(移動販売車)のサイズ選びのコツ!相場価格も紹介
キッチンカーのサイズ選びは、多くの人にとって悩みのタネ。しかし、キッチンカーはサイズによって特徴がはっきりしているので、売りたいメニューが決まれば自ずとサイズ問題も解決します。この記事では、キッチンカーのサイズ選びについてわかりやすく解説。さらに、サイズごとの相場価格も合わせて紹介いたします。

キッチンカー(移動販売車)の主なサイズとメリット

キッチンカーは、おおむね3×6mの駐車スペースがあれば出店できます。だからといって、感覚だけでサイズを選んでしまうと、ムダなスペースが多すぎたり必要な設備が積めなかったりと、何かと問題が出てきてしまいます。

まずは、キッチンカーのサイズの違いについて具体的に解説します。

小型サイズのキッチンカー(移動販売車)

小型サイズのキッチンカーは幅3.5m、奥行1.5m、高さ2.5m程度。軽トラックや軽自動車、マイクロバスなどを改装したものが主流です。

簡易とは言え、給排水設備や冷蔵設備が設置できるので、カフェメニューなどの提供には申し分ない能力をそなえます。コンロの設置も可能ですが1口程度となるため、調理工程の多いメニューは難しいでしょう。

小型となると気になるのが車内のサイズ感ですが、大柄の男性でも使用に問題はありません。

中型サイズのキッチンカー(移動販売車)

中型サイズのキッチンカーは幅4.5~5m、奥行1.8m、高さ2.5~3m程度。1tトラックを改装したものが主流です。

小型サイズに比べると幅が1mほども広がるため、大型の設備も導入できます。たとえば、200L程度の本格的な給排水設備や冷蔵設備に加え、冷凍設備やコンロまで設置可能。調理の幅が広がるのはもちろん、食材のストックなどにも困りません。

中型になると複数人での作業もできるので、メニューを増やしたり役割分担をしたりとたキッチンカー営業の広がりも期待できます。

大型サイズのキッチンカー(移動販売車)

大型サイズのキッチンカーは幅6~6.5m、奥行2m、高さ3~3.2m程度。1.5~2tトラックを改装したものが主流です。

駐車スペースいっぱいの大型サイズは、まさに「移動する店舗」そのもの。大容量の給排水設備、各300L以上の冷蔵・冷凍設備、3口以上のコンロなど、ファミリー向けのマンションにも劣らない設備を設置できます。スープ用レンジなど専門的な調理用設備を備えることも可能です。

大型サイズになると複数のスタッフで運営するオーナーが多くなりますが、休憩室など働く人に嬉しい設備も整えることができます。

キッチンカー(移動販売車)のサイズごとのメリット

キッチンカーは、サイズによって車内の広さが変わるとともに、搭載できる設備が大きく異なります。つまり、目的に合ったサイズを選ばないと、十分なメリットを実感できない可能性もあるということ。

そこで、キッチンカーのサイズごとに実感できるメリットの違いをチェックしておきましょう。

小型サイズは小回りがきく

小型サイズのキッチンカーで最大のメリットは、小回りがきくことです。

平日のランチタイムを中心とした営業を考えているなら、オフィス街などに出店する機会も増えるでしょう。そんな場合には、限られた駐車スペースにも停めれる小型サイズが適しています。普段乗り慣れている自動車と同じサイズなので、運転しやすく、移動が苦にならないのも魅力です。

調理スペースが手狭になること、積み込める食材に限りがあることなどから、長時間の出店や大きなイベントには向いていないのが小型サイズのデメリット。ただし、限られたスペースだからこそ、効率の良いオペレーションが組みやすいとも言えます。

中型サイズは用途が広い

基本的なキッチン性能を備える中型サイズは、用途の広さが魅力です。

カレーやオムライスといった定番のランチメニューや、唐揚げをはじめとする人気の肉料理などが提供可能。広さにゆとりがあるので、2名以上でオペレーションを回すのにおすすめです。

小型サイズよりひと回り大きいとは言え、一般的な駐車スペースにもゆとりを持って停められます。用途が広いのに、出店スタイルを左右しないのもメリットの一つでしょう。

ただし、東京の都心部など、車の多い場所や駐車スペースの限られた場所では出店が難しいことも。出店予定場所や途中のアクセスでサイズの問題が発生しないか、事前に確認しておくことが大切です。

大型サイズなら大きな売上も狙える!

大型サイズは、普通免許で運転できるキッチンカーでは最大。固定店舗に負けないほどの本格的な調理設備を搭載することが可能。そのため、カフェメニューはもちろん、ごはんものからスイーツに至るまで、バラエティに富んだメニューを提供できます。

ネックは、運転に慣れるのに時間がかかる、平日のランチタイムでは出店場所がほぼない、小型や中型に比べるとメンテナンスに手間やお金がかかりやすい点。

とは言え、大勢のスタッフで運営したい、イベントで大きな売上を達成したいなど、明確な目的がある人にはぴったりです。

キッチンカー(移動販売車)の販売価格の相場

キッチンカーは、ベースとなる新古車や中古車を購入して自分好みに車両を改造するのが定番。

新古車や中古車だとメンテナンス費用に不安を感じるかもしれません。ですが、維持に多少のお金がかかったとしても、新車を買うよりははるかにコスパはいいはずです。

キッチンカーのサイズ別に、新古車・中古車の販売価格の相場を見ていきましょう。

小型サイズは価格差が大きい

安いものなら40~50万円でも購入可能な小型サイズ。ですが、軽自動車は一般車両としても人気が高いので、車検が残っていて状態の良い車両となると150~200万円ほどになることも珍しくありません。

ただ、安い車両にはそれなりの理由があることが多いです。安い車両を手に入れて初期費用を抑えても維持費用がかさみ、何より安全性が担保されません。状態の良い車両を選ぶと初期費用にお金がかかりますが、価格にばかり気を取られることなく、安全性を重視して、慎重に選ぶようにしましょう。

いずれにしてもキッチンカーは出店までに車両の他にも様々な費用がかかります。初期費用にお金をかけすぎるのは避けておきたいところです。

中型サイズはコスパよく選べる

中型サイズは小型サイズほどの価格のバラつきは見られません。車検の有無は価格にさほど影響せず、状態に応じて100~300万円の範囲内で見つかることが多いでしょう。小型サイズに比べると、サイズの割にコスパが良いと言えるかもしれません。

新古車、中古車を問わず価格変動があまりない中型サイズ。キッチンカーとして改造された車両も、中型サイズがもっとも安定して供給されています。中型サイズをお探しなら、キッチンカーとして販売されている車両にも注目してみましょう。

大型サイズは価格より状態で判断を

大型サイズになると、市場に出回る台数に限りがあります。そのため、宅配業者が使っていたトラックなど、中古車と巡り合ったときが購入の最大のチャンスとなります。

大型サイズは走行距離が15万kmに及ぶものも珍しくないなど、車両によって状態は様々。そのため、数10万円のものから500万円程度のものまで、価格差が大きい特徴もあります。

できるだけ初期費用を抑えたいという考え方もありますが、大型サイズは他のサイズに比べてメンテナンスにもお金がかかります。車両価格が上がったとしても、できるだけ状態の良いものを購入しておいたほうが維持費用を抑えるのに役立つでしょう。

キッチンカー(移動販売車)はベストなサイズを選んで

キッチンカーは提供するメニューや出店場所に合ったサイズを選ぶのが重要。理想とするキッチンカービジネスを具体的にイメージすると、サイズ選びも進めやすいでしょう。

それでも、実際にキッチンカーを選ぶとなると、大金が動くことから不安を感じてしまうもの。そんなときには、キッチンカーの開業準備や車両製作などについて専門的なアドバイスを受けられるMellowに相談するのもおすすめです。