キッチンカー(フードトラック)製作のコツ!業者依頼とDIYどちらがいい?

フードトラックを用意しよう
キッチンカー(フードトラック)製作のコツ!業者依頼とDIYどちらがいい?
今やさまざまな場所で見かけるようになったキッチンカー。イベントなどでも出店が増え、多くの人が新しいビジネスとして注目しています。では、新しく始める際、キッチンカーはどのように製作するのでしょうか?ここでは、製作にあたっての準備から、業者に製作を依頼する場合・DIYする場合の注意点について解説していきます。

キッチンカー(フードトラック)製作の前に知りたい!販売のために必要な設備

まずは、自分がキッチンカーで売りたい商品を明確にしましょう。それによって設備や取得する許可が異なりますので、製作にも大きく関わってきます。

キッチンカー(フードトラック)に最低限必要な設備

キッチンカーはいわば「動く飲食店」です。飲食店の営業にも必要な設備がいくつもあるように、キッチンカーにも同じく必要な設備があります。

詳細は地域の保健所ごとに細かい仕様が異なるため、必ずチェックしましょう。一度保健所に相談に行くと、資料をもらえたり相談に乗ってもらえます。複数の地域をまたいで営業する場合はどの地域にも届け出が必要になるので注意です。

反対にどの地域でもほぼ共通して必須なのは「手洗い用のシンク」と「調理器具を洗うシンク」です。それに伴う給排水のタンク、手洗い用の消毒液なども必要でしょう。その他、衛生上必要なふた付きゴミ箱や、保冷が必要なら冷蔵庫と、扱う食品によっても変わってきます。

キッチンカー(フードトラック)で作るものに応じて必要な設備

キッチンカーで作るメニューが加熱調理を必要とするものならば、まずガスコンロか電気コンロかを考えなければなりません。火力が必要ならガスを選びたいところですが、ガスボンベが必要になるため安全管理や仕入れをしっかり考えましょう。電気なら多くの電力を使うため、その確保も考慮しなければなりません。

調理だけでなく、材料を保管する冷蔵庫や冷凍庫、調理器具、提供時の皿の置き場所も必要です。オペレーションと必要な道具をすべてリストアップして計画しましょう。

忘れてはいけない、キッチンカー(フードトラック)営業許可の種類

食べ物を売りたいと思ったとき、「何を売るか」「調理するかしないか」によって営業許可が異なります。

まず車内で調理をおこなう場合、営業形態は「飲食店営業」「菓子製造業」「喫茶店営業」の3種類に分かれます。ケーキ・クレープは菓子、紅茶・コーヒー・アイスクリームは喫茶店となり、その他に該当するものを扱う場合は飲食店営業に属します。

また、調理済で袋詰めがされているものは「食料品等販売業」「食肉販売業」「乳類販売業」「魚介類販売業」に分かれます。分類が多くあるため、こちらも必ず保健所に確認しましょう。

もちろん、どこへ営業に行くかの計画も忘れてはいけません。株式会社Mellowが運営するTLUNCHでは多くの出店スペースと提携しているため、計画の際に検討してみてはいかがでしょうか。

キッチンカー(フードトラック)を業者に頼んで製作するには?

設備や商品のピックアップが終われば、いよいよ製作です。先に思いつくのはやはりキッチンカー製作の業者に依頼して頼む方法ではないでしょうか。業者に頼む場合の費用感やメリット・デメリットを見ていきましょう。

キッチンカー(フードトラック)で「何を、どれくらい、どこで」売るか

まず、調理方法によって設備が変わるため、材料をストックするスペースがどのくらい確保できるかの把握が重要です。

キッチンカーを初めて製作する場合は、経験豊富な業者に依頼するのがベターです。これまで蓄積してきたノウハウがあり、設備や容量、コストの面で密に相談して作ることができるでしょう。

車両の大きさによって、もちろん価格は異なりますが、比較的安く作れるのは軽トラを利用したキッチンカー。シンクや換気扇、電気配線など主要な設備と、車両費込みで210万~250万ほどが相場です。車両持ち込みを持ち込む場合は金額が大きく左右されるので、事前に相談してみるのもよいかもしれませんね。

キッチンカー(フードトラック)製作の費用

キッチンカーの製作費は、どこからどこまでを依頼するかによっても異なります。ノウハウがしっかりあり、専門としてやっている業者であれば、一括で保健所の手続きも請け負ってくれる場合も。ただし、どのような規定があるかはしっかり自身でもチェックしておく必要があります。

また、車両持ち込みであれば当然金額は安くなりますが、その車できちんと運営ができるスペックか必ず確認しましょう。スペースは設備によって限られてくるため、快適に運営ができるように要不要をしっかり吟味して製作しなければなりません。

キッチンカー(フードトラック)製作を業者に依頼するメリット・デメリット

製作を業者に依頼するメリットは、もちろん手続きから工事まで、自身の手を取られないこと。その間に経営計画や出店場所の検討にしっかり時間をかけることができます。また、キッチンカー専門の業者であれば、これまでの経験からヒントをくれることもあるかもしれません。

ただし、すべて任せてしてしまうと、思ったものと違う仕上がりになってしまうことも。また、打合せをしっかりとおこなっていないと、オペレーションに支障が出る場合があります。何事も任せきりにせず、設備や外装はしっかりと相談しましょう。

キッチンカー(フードトラック)を自作したい!なるべく費用を安く抑えたい

一方で、なるべく費用を抑えたいのでDIYしたい!という方もいらっしゃるでしょう。簡単な設備であればコストカットになりますが、専門的な作業を素人がやると大変なトラブルにつながり、かえってコストがかかることも。

キッチンカー(フードトラック)の製作をDIYすることは可能?

キッチンカーのDIYはもちろん可能ですが、可能であれば経験者に知見を求めるのがベターです。設備の設置ももちろんですが、車として安全に走行するのが第一なので、無理なDIYはしないようにしましょう。

もちろん、営業許可や保健所の検査も自分で手配することになります。やっとの思いで完成させたキッチンカーの許可が通らなかった…ということにならないよう、しっかり調べる必要があります。

軽トラの新車を例に考えると、DIYで作りこんだ場合、車両費込みの材料でおおよそ150万円前後になりますが、きちんとした修理やメンテナンスコストをかけることを考えると、製作費用を安く抑えることを目的にDIYを選ぶのはあまりおすすめできません。また、工具などが必要になるため、その費用・準備も必要となる点に注意です。

水道や電気工事などは専門家に任せる

ここで気を付けたいのが、電気、水道、ガスの取り付けです。シンクなどの設備を入れるだけなら良いですが、配管、電気のつなぎこみなどは業者に頼むのがおすすめ。素人がやった場合、最悪漏水や漏電などの事故が起こる場合があります。十分に注意して施工しましょう。

また、すでに設備がついている中古車を購入するのもひとつの方法です。飲食店でいう「居抜き」のような中古車もあるため、大きさや設備などを考えて探すこともぜひ視野に。それ以外の収納や外観のDIYであれば、初心者でも実行しやすいです。

キッチンカー(フードトラック)製作を自分でするメリットデメリット

DIYのメリットは、もちろん費用が安く抑えられること。また、作りながら自分仕様に細かくカスタマイズできるのも魅力。こだわりの多い方にはぴったりかもしれません。

デメリットは時間と手間がかなりかかること。メンテナンスも考えると多くの時間を費やすことになります。すぐにでも営業を始めたいという人は業者に依頼する方がいいでしょう。

ただし、ケータリングや移動販売など、室内調理をほぼおこなわないのであればそれほど手間はかかりません。設備がどのくらいあるかで比較検討してみましょう。

キッチンカー(フードトラック)製作のためには「時間と費用」の検討を

キッチンカーの製作には、まず自分がやりたいこと、売りたい商品をきっちりと決めることから始まります。それによって、設備や許可などが異なってきますのでおろそかにしてはいけません。製作を業者に依頼するか、自分でDIYするかはしっかりと調査し、手間と時間、そして金銭面のメリットデメリットを理解することが重要です。