キッチンカー(フードトラック)でたこ焼き屋を開業する方法を解説!

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キッチンカー(フードトラック)でたこ焼き屋を開業する方法を解説!
低コストで始められるキッチンカーでの起業を考えている方にとって、メニュー選びは大切なポイントですよね。その中でも、たこ焼きは幅広い年代から愛される、国民的B級グルメの代表格。ここでは、キッチンカーでたこ焼き屋を開業したい方に向けて、開業までの流れや、たこ焼きのメリット・デメリットなどをご紹介します。

キッチンカー(フードトラック)でたこ焼き屋を開くメリット・デメリット

まずは、キッチンカーでたこ焼き屋を開くメリット・デメリットについて、営業に必要な設備や、キッチンカーならではの利点などを交えてご紹介します。

たこ焼き屋のメリット

たこ焼きに必要な材料はとてもシンプルなため、準備も手軽でオペレーションもシンプルです。
営業するために最低限必要となるのは、冷蔵庫、焼き台と業務用のたこ焼き器、ガスボンベ、粉つぎや千枚通しなどの備品のみ。
しかも、たこ焼きはおやつ、軽食、おかずなど用途が幅広く、テイクアウト需要も高いという優秀な商材です。
そのほか、お客さんの様子に合わせて焼く量を調節できるのでロスも少なく、個数を加減すれば単価も調整可能な点など、たくさんのメリットが挙げられます。
開業資金を抑えてキッチンカーを開業したい方や、ひとりでお店を始めたい方にもオススメです。

たこ焼き屋のデメリット

一方で、キッチンカーでの営業に多くのメリットがあるたこ焼き屋は、ライバルも多いことを覚悟しなければいけません。
売り方や見せ方を工夫して、他店に負けない存在を目指していきましょう。

■ライバルに差をつける店づくりのヒント
・人気店のリサーチに力を入れ、徹底的に研究する
・他店に負けない「こだわりの味」を追求する
・ドリンクとのセット販売やトッピングのバリエーションなどで差別化を図る
・おいしそうな写真のPOPや看板など、販促にも力を入れる
・接客時のお客さんとのコミュニケーションに力を入れる

固定店舗や屋台よりもキッチンカー(フードトラック)で始めるほうが低リスク

たこ焼き屋は省スペース&簡単な設備で済むため、固定店舗や屋台での開業も視野に入れている方がいらっしゃるかもしれません。
ただ、キッチンカーなら初期投資を抑えられるうえ、家賃などの費用も発生せず、キッチンカーの維持費だけで済みます。
また、移動販売という業態では屋台も同じですが、営業するたびに設営するのは大変。衛生管理などの安全面からいっても、キッチンカーでの開業がオススメです。

キッチンカー(フードトラック)のたこ焼き屋で利益を上げるポイント

たこ焼きだけでなく、焼きそば、たい焼き、うどん、クレープなどの「粉モノ」は、一般的に利益率が良いとされていることをご存知でしょうか。
たしかに、これらのメニューに使われる原料の原価率が高いのは事実。
初期投資も少なく済むので、「粉モノ」は新規参入しやすく、利益も出しやすいと言えるでしょう。

ただし、注意したいのは客単価の安さです。単価が安い分、ある程度の売り上げを立てなければいけません。
たとえば、たこ焼きBARとして、アルコールとのセット販売や、追加トッピングのバリエーションを出すなど、単価を上げる工夫をするのもひとつ。
お客さんの目に留まるような目立つ看板、覚えてもらいやすいロゴ、チラシやホームページなどの販促ツールにも力を入れるのもオススメです。
いずれにしても、最初のうちは最低限の設備投資で、自分ひとりで始められる規模からプランを立ててみましょう。

STEP1.開業に必要な免許などを準備する

次に、キッチンカーでたこ焼き屋を開業するために必要な手続きや資格について解説します。

食品を扱う免許は「食品衛生責任者」だけでOK

まず、開業前に必ず取得しておくべき資格は「食品衛生責任者資格」です。
こちらは、全国各地で実施されている「食品衛生責任者養成講習会」を受講すれば取得可能です。
この資格を取得すれば、調理師免許などの免許がなくても開業OK。
また、食品衛生責任者資格は、一度取得すれば全国で通用します。
有効期限はありませんが、資格を持つ人のための講習会が実施されているので、定期的に参加すると良いでしょう。
詳しくは、各自治体の保健所に問い合わせてみてください。

【参考】東京都の場合
東京都の場合、都内各所にて8~10ほどの会場で講習会を実施しているようです。
事前に申込書を送付し、返送された受付表を当日持参して、6時間の講習を受けます。
なお、受講料10,000円は、当日会場で納付します。

・衛生法規 2時間
・公衆衛生学 1時間
・食品衛生学 3時間(テスト含む)

保健所で移動販売車の営業許可を取得する

次に、営業する場所を管轄する自治体の保健所の営業許可を取得します。
キッチンカーは、どこでも営業できるのが強みですが、営業許可は営業する場所ごとに必要となります。
つまり、別の都道府県で営業する場合は、その都度新たに営業許可を取得しなければいけません。
また、保健所によっても審査基準が異なることが多いため、事前に出店エリアを絞ったうえで営業許可の取得を考えるのがベストと言えるでしょう。

たこ焼き屋では、「飲食店営業」の営業許可が必要

車内で調理して販売するキッチンカーは、「食品営業自動車」として「飲食店営業許可」の営業許可を取得します。
たこ焼き以外にもドリンク類を追加するなど、扱う商材を広げていく場合には、別の営業許可が必要となります。
以下、保健所がよくチェックするポイントをご紹介しますが、各保健所のホームペーでもキッチンカーの審査基準が詳しく見られます。ぜひ一度チェックしておきましょう。

【保健所がチェックするキッチンカーのポイント】
・運転席と調理場が仕切られている
・給水タンクや排水タンクの容量や設備について
・十分な換気が可能か
・シンクや棚など、必要な設備が揃っているか
・常時、衛生を保てる状態か

万が一に備えて、PL保険にも加入しよう

万が一、販売したものに食中毒や異物混入などのアクシデントが起きた場合に備える保険として「生産物賠償責任保険(PL保険)」というものがあります。
ぜひ、開業時期に合わせて加入しておきましょう。
補償内容は保険会社によって異なりますので、いくつか比較して検討するのがオススメです。

STEP2.キッチンカー(フードトラック)を入手する

必要な資格を押さえたら、いよいよキッチンカーを入手しましょう。
キッチンカーを入手するには、以下の5つの選択肢があります。

①未架装新車
②未架装中古車
③架装済み新車
④架装済み中古車
⑤レンタル

ここでいう架装とは、ベースとなるトラックや軽自動車にキッチン部分を設置することを指します。
この中でも、初期費用を抑えて開業したい方にオススメしたいのは④⑤です。

キッチンカー(フードトラック)をレンタルする

効率良く開業に向けての準備を進めたい方や週末だけの出店を考えている方など、まずは低コストで移動販売を始めてみたいという方にオススメなのが、キッチンカーをレンタルするという選択です。
レンタルには短期と長期のプランがあり、キャンセルにはキャンセル料金が発生するなどの特徴がありますので、事前にプランをチェックしておきましょう。
レンタルでスタートして軌道に乗れば、次のステップとしてキッチンカーの購入を考えてみてもいいですね。

中古のキッチンカー(フードトラック)を入手する

中古のキッチンカーの場合、すでに外装・内容の整備がされているものも多く、製造費用の負担を減らしたい方にオススメです。
また、キッチン部分が整備されているために納車が早いというのも大きなメリット。
足りない機材や看板などを取り付ければ、比較的早く営業をスタートすることが可能です。

ただし、購入の際は必ず走行距離や車のコンディションを確認しましょう。
走行距離は、軽タイプは5~6万kmまで。普通タイプ1t車~は7~8万kmまでを目安としてください。10万kmをオーバーしているものは避けましょう。
整備記録簿を確認してきちんと整備されているかをチェックするのもポイントです。
見た目がキレイだったので大丈夫だと思って購入したのに、いざ開業するとすぐに調子が悪くなったというケースも中にはあります。
しっかり状態を確認して納得したうえで購入してください。

始めるなら今!理想のたこ焼き屋をキッチンカー(フードトラック)で実現しよう

たこ焼きは「オペレーションがシンプル」「利益を出しやすい」など、メリットが多いがゆえにライバルが多いという難点はあるものの、創意工夫を凝らした店舗運営を実現できればチャンスは広がることでしょう。Mellowではキッチンカー出店場所の紹介や、事業計画やコンセプトといった開業準備から出店までのトータルアドバイスを受けられる相談会、車両製作やキッチンカーってそもそも何を気をつければいいの?といった疑問に応える説明会を無料で実施しています。興味のある方は、ぜひこちらのページからお申込みください。