キッチンカー(フードトラック)で唐揚げ販売!開業に役立つ情報を徹底解説

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キッチンカー(フードトラック)で唐揚げ販売!開業に役立つ情報を徹底解説
キッチンカーで販売するメニューのうち、人気の高い商品の一つが唐揚げです。キッチンカーで唐揚げを販売する場合、どのような準備をしなければならないのか、また、販売を成功させるにはどうすれば良いのかなど、疑問に思う方もいるのではないでしょうか。そこで今回は、キッチンカーで唐揚げ販売を行うメリットや注意点、開業までの流れなど、開業に際して役に立つ情報を解説します。

キッチンカー(フードトラック)で唐揚げを販売するメリット・デメリット

キッチンカーでの唐揚げ販売を検討するうえで、考えられるメリット・デメリットを押さえておくことは非常に大切です。まずは具体的なメリット・デメリットをご紹介します。

メリット(1)世代を問わず好まれやすいメニューである

食事の一品・お酒のおつまみ・おやつなど、さまざまなシーンで食される唐揚げは、世代を問わず好まれやすいメニューです。そのため、老若男女問わず幅広い集客が見込めます。

メリット(2)イベントでの人気が高い

手軽に食べられる唐揚げはイベントでも人気の集まりやすいメニューです。夏祭りや肉系イベント、地域の行事など、さまざまなイベントにマッチしやすいため、イベントに多く出店したい方にもぴったりでしょう。
Foodtruck magazineからのアドバイス
Foodtruck magazineからのアドバイス

人気が高いメニュー=ライバルも多いメニューです。他店と差別化する工夫や実績がなければ、すぐにイベントに出店することは難しいということは念頭に置きましょう。

メリット(3)固定店舗を構えるよりコストを抑えられる

唐揚げ販売を固定店舗で行う場合、物件取得費用のほか、固定店舗の改装費用などで、およそ1000万円〜2000万円ほどかかります。しかし、キッチンカーで営業するなら設備費用は300~400万円ほどが相場です。初期費用や家賃、広告宣伝費といったランニングコストを抑えることができます。

デメリット(1)機材に車内のスペースを取られる

唐揚げを販売するにあたって、車内にフライヤーを設置する必要があります。車のサイズとのバランスにもよりますが、販売の回転を上げるためには、1度に少量しか揚げられないような小さなタイプは望ましくないでしょう。

また、ホットショーケースやコールドテーブル、水回りなどの設備もしっかり整える必要があるため、機材に車内のスペースを大きく割かなければなりません。

デメリット(2)季節や天候などによって売上の変動があり得る

唐揚げは通年販売できるメニューではあるものの、季節によって売上の変動があります。例えば、暑い季節は家庭で揚げ物をする機会が減る傾向にあるため、売上が伸びる可能性もありますが、暑い中熱い物を食べたくないという人も一定数見込まれるので、販売数が伸び悩むリスクもあるでしょう。

この問題を打開するには、寒い季節は調理後も熱々を保てるようにしたり、暑い季節は辛いエスニック風のソースを選べるようにするなど、顧客の購買意欲がアップするような工夫が必要です。

キッチンカー(フードトラック)の唐揚げ販売の基礎知識

次に、キッチンカーで唐揚げを販売するための基礎的な知識についてご紹介します。必要な機材や味の種類など、唐揚げ調理に関する情報も押さえておきましょう。

唐揚げの種類

唐揚げは大きく「骨なし」と「骨付き」に分かれます。骨なしとは骨なし肉を一口大にカットした一般的な唐揚げのことです。一方、骨付きは骨のあるタイプの唐揚げで、手羽先や半身揚げなどが挙げられます。

また、唐揚げには地域色が濃いものも多く、ザンギ(北海道)、タレ付き手羽先(愛知)、中津唐揚げ(大分)、チキン南蛮(宮崎)などは、その地方の名物としても人気の唐揚げです。

肉の種類

唐揚げに用いられる鶏肉には国産・外国産があります。外国産はコストを抑えられるというメリットがありますが、客の目線で見れば国産の方が受け入れられやすいでしょう。

また、「もも」「むね」「軟骨」「皮」「砂肝」など、肉の部位によっても種類が分かれます。ももは柔らかくてジューシー、むねはさっぱりとしていてヘルシーなど、部位によって唐揚げの味わいや食感などが変わります。

唐揚げの味

唐揚げの味付けの方法はさまざまですが、下味でおおまかに「塩」「しょうゆ」の2つに分かれます。また、調理後にプラスできるタルタルソースやおろしポン酢などのトッピングもあります。

唐揚げの調理に必要な機材

唐揚げをキッチンカーで販売するためにはさまざまな機材が必要です。代表的なものとしては、フライヤー(揚げる)、ホットスナックショーケース(調理後熱々のまま保存する)、コールドテーブル(肉の温度を上げない調理台)、冷蔵庫・冷凍庫(食材を保存)などがあります。

キッチンカー(移動販売)で唐揚げを販売するまでの流れ

次に、キッチンカーで唐揚げを販売するまでの流れを解説します。

事業計画をたて資金調達する

開業に際し必要なことを決め、計画を立てます。もしフランチャイズで営業する場合は、本社との契約などを行います。

計画を立てたら、事業の準備に必要な資金を調達します。資金調達は、融資や自己資金などの方法がポピュラーです。なお、起業者向けの補助金を利用する方法もありますが、補助金は開業後の交付になり、開業時には使用できないので注意しましょう。キッチンカーでの唐揚げ販売に必要な資金は、運転資金・設備資金合わせておおよそ400~500万円ほどになるといわれています。

キッチンカー制作を開始する

事業計画や資金調達の目処がある程度立ったら、キッチンカーの制作を開始します。現在はキッチンカーで営業する人が増えているため、制作に3ヶ月~半年ほどはかかるとみた方がよいでしょう。開業まで余裕を持ったスケジューリングをすることが大切です。唐揚げ販売は必要な設備が多いため、特に車内のレイアウトについては、実際の動線を考えながらじっくり検討しましょう。

営業許可申請を行う

営業を行う地域の保健所で営業許可申請を行います。なお、キッチンカー制作完了後に検査を通過できないことが発覚すると、申請者に不利益が発生するため、自治体によってはキッチンカー制作に着手する前に、図面の段階で事前相談するよう求めているところもあります。

キッチンカー(フードトラック)で唐揚げ販売を成功させるためのポイント

最後に、キッチンカーで唐揚げ販売を成功させるために押さえておきたいポイントをご紹介します。

キッチンカーのデザインや宣伝に力を

キッチンカーの外観は、売上を左右する重要なポイントです。

唐揚げは比較的お腹にたまりやすいガッツリ系メニューに分類されます。当然顧客はそのようなメニューを食べたい人たちだと予想されますが、キッチンカーの見た目が唐揚げ店らしくなかったり(スイーツショップのようなキュートな見た目など)、唐揚げに関する看板が付いていなかったり、何を販売しているキッチンカーかわからなかったりすると、ニーズに合致する顧客が来店しにくい可能性があります。また、ライバルの多い「唐揚げ」を商材にしている以上、唐揚げの「売り」を訴求した方が差別化できるでしょう。

顧客が「どんな唐揚げのキッチンカーなのか」を認識し、購入したいと思えるようなデザイン・宣伝に力を入れることが大切です。

美味しさを追求し続ける

常に商品の美味しさを追求し続けることは、飲食業として最も大切なことといえるでしょう。

唐揚げは肉処理の仕方や下味、トッピングなど調理工程によって味が大きく変わるメニューです。利益を上げるため、食材のコストを下げれば味も落ちやすくなります。味が落ちれば顧客の多くは離れていくでしょう。味のレベルを落とさず、より美味しい商品を作り続けていくことが大切です。

集客が見込めるような営業場所を探す

営業場所が人の集まりやすい場所かどうかも非常に重要です。しかし、何のつてもない状態で自分で場所探しをするのは難しいでしょう。

そんな場合は、キッチンカーマッチングサービス最大手「Mellow」が提供するサービス「SHOP STOP」がおすすめです。SHOP STOPとは、出店場所を見つけたいキッチンカーと空きスペースとを結びつけるマッチングプラットフォーム。キッチンカーを営業する人は出店機会が得られる一方、土地所有者には「土地のバリューアップ」というメリットがあります。気になる方はぜひチェックしてみてください。

キッチンカー(フードトラック)で唐揚げ販売を始めてみよう

老若男女から愛される人気メニュー唐揚げ。それゆえに競合店も多いため、キッチンカーで唐揚げを販売したいと考えているのであれば、メリットや注意点などを理解したうえでしっかりと準備を行う必要があります。ぜひこの記事を参考にして、キッチンカーでの唐揚げ販売を検討してみてはいかがでしょうか?