【前編】NO.1行列店!スペインで料理長を務めたシェフが語る「売れる店」の極意 -TOKYO PAELLA吉沢さんの場合-

フードトラックな人たち
【前編】NO.1行列店!スペインで料理長を務めたシェフが語る「売れる店」の極意 -TOKYO PAELLA吉沢さんの場合-
どこに出店しても立ちどころに常連客の列でにぎわう人気店『TOKYO PAELLA』の吉沢さんは、10年以上キッチンカーに乗って街から街へ、たった一人で鍋を振るい続けてきた大ベテラン。超本格料理とその無骨なまでの職人魂はキッチンカー仲間からの憧れの視線も集まる存在。そんな『TOKYO PAELLA」はいかにして今のスタイルを築きあげたのか、ルーキー時代の苦いエピソードをはじめ、その足跡をお話しいただきました。(取材日:2018年1月)

屋号を打ち出し、看板背負ってやってる人の姿勢は伝わる 店作りのポイントは覚悟が伝わるか。

フードトラックマガジン
「開店当初から使われているロゴも、店構えもシンプルでかっこいいですよね。ずっと変わっていないから、始める時からやりたいスタイルやイメージがあったように感じます」
吉沢さん
「ロゴは友人のデザイナーに作ってもらったんですよ。店づくりでこだわったところは色々ありますね。店構えなんかもヨーロッパの、こうバルじゃないけど、そんなイメージがあったかな」

バルのような店構え

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「なるほど〜!そんな感じします!また小物が素敵なアクセントになってて。メニューもパエリアパンだったり、チェックのクロスがヨーロッパの大衆食堂のようです」
吉沢さん
「あとは最初っからPOPを作んなかったんですよね。POPってうまく作れないとダサいじゃないですか。
だから最初はお客さん来ないですよね、どんなものが出てくるかわかんないから(笑)。
でも1度食べてもらえたらまた来てくれるって自信があったから。POP作りなさいとか、のぼり旗作った方がいいんじゃないって周りからは結構言われましたけど」

フードトラックマガジン
「なるほど!確かに自信に満ちてる店構えですよね。
今は、オフィスビルの空きスペースでランチタイムに営業するスタイルがキッチンカーの主流になってきました。
出店するビルとキッチンカーとの景観がマッチすることもすごく重要になってきて、シンプルな見せ方に寄って来ていますから。キッチンカー隆盛前の10年前からのブレない姿勢!さすがです」
吉沢さん
「あとはTOKYO PAELLAって屋号をしっかり出してやるのがすごく大事だと思うんですよね。看板背負ってやってる人ってもうそれしかないじゃないですか。逃げ場を無くすじゃないですけど。変な話、車に屋号入れてないといくらでもコンセプトを変えられるから(笑)。これでやってくぞっていう覚悟も決まると思うんですよね」


創業当初からブレない姿勢を貫き、キッチンカーの最前線を駆け続ける吉沢さん。その背中を追う人は多いはず。後編では、これまでの料理人生や、これからのことについてお聞きします。
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