キッチンカー(移動販売)の平均年収はどのくらい?経営を成功させる方法

開業前のポイント
キッチンカー(移動販売)の平均年収はどのくらい?経営を成功させる方法
キッチンカーを出店したいけれど、どのくらい稼げるものなのか気になる方も多いでしょう。開業後はできる限り売上を伸ばして高収入を目指したいですよね。この記事ではキッチンカー開業で得られる平均年収を紹介します。また、キッチンカー経営はどのようなポイントを抑えればよいのかをチェックしていきましょう。

キッチンカー(移動販売)は稼げる?平均年収はどのくらい?

オフィス街のランチタイムや大学、イベントなど、最近ではいたるところでキッチンカーを見かけるようになりました。そのためか、「自分もキッチンカーで開業してみようかな」と興味をもつ人も増えています。とはいえ、やはり気になるのが収入ですよね。キッチンカーの出店は稼げるのでしょうか。また、すでにキッチンカーの経営をしている方々は、どのくらいの年収を稼いでいるのでしょう。

キッチンカー(移動販売)は本当に稼げるの?

近年の中食ブームも影響してか、キッチンカーの開業をする人は年々増えています。競争環境の激しい外食の有名店もどんどんキッチンカー営業に参入しています。中食と外食の垣根がなくなり、外食と同じように本格的な味が楽しめるなど、キッチンカー業界はさらに盛り上がりをみせるように。

キッチンカーが稼げるかは、お客さんのニーズをしっかりつかんで営業しているかどうかに関係します。そのため、やはり個人差が大きいです。キッチンカーの開業で成功している人では、サラリーマン時代の給料よりも倍稼ぐケースもあります。一方、一日の売り上げが数千円や、悪いときは売上0の日もあるなど、あまり稼げていない人もいます。

売り上げが悪い状態が継続すると、やむなく廃業に追い込まれる場合もあるでしょう。

キッチンカー(移動販売)の平均年収

キッチンカー経営の年収は、売り上げと直結します。かなり稼いでいる人でいうと、月収で100万、年収1,000万以上の収入を得ています。一方、稼いでいない人は経費を差し引くと赤字の場合もあります。中間層では月収で30万~40万、400万~500万程の年収です。

キッチンカー(移動販売)経営で年収を上げる6つのポイント

キッチンカー経営はただ漠然と営業していては肝心の利益が上がりません。売り上げの中からどのくらい利益として残るのかが大切です。ここではキッチンカー経営で収入を上げる6つのポイントを紹介します。

1.提供スピードを上げる

キッチンカーの売り上げを伸ばすためには、提供スピードを上げていかなければなりません。キッチンカーはその場で加熱調理や盛り付けをおこないますが、提供に時間がかかっていては多くのお客さんに対応できません。気が付けば長い行列ができている場合もあります。

ビジネス街のランチタイムは12時~13時の1時間が勝負。どれだけ効率よく販売していくかによって、売り上げも変化していきます。提供スピードを改善することで、売り上げが約3倍になった事例もあるくらいです。

2.客単価を上げる

キッチンカーの販売では、1人当たりの客単価は平均して1,000円以下と低いです。単価が低い分、集客できなければ利益につながらないので、キッチンカーの経営に失敗するケースもあります。そのため、やはり客単価を上げる営業努力は必要です。

たとえばお客さんが注文した際にサイドメニューやトッピングをおすすめし、客単価を上げる手法があります。また、価格を3段階に設定し、松竹梅メニューを販売する方法も有効でしょう。松竹梅メニューを取り入れると、「松は値段が高いから、絶対に美味しい」という消費者心理から、来店客の購買意欲を刺激できるのです。

商品をランク分けする方法は、購入した商品をお客さんに満足してもらえるのと同時に、店側も客単価を上げられるメリットがあります。

3.販促ツールは目立つデザインを

タペストリーや看板、のぼりなどの販促ツール(POP)も売り上げに左右します。お客さんの目に留まるような、目立つデザインにすると集客につながるでしょう。同じようなメニューを販売しているキッチンカーが近くに出店していれば、ライバル店に負けないよう自分のキッチンカーをアピールできます。

移動ができる看板は、通行量の多い場所に置くとキッチンカーの出店に気づく効果も期待できます。最近では、おしゃれなカフェテイストのデザインや、日本の伝統色を取り入れた和のデザインも人気です。メニューやターゲット層、全体のブランディングを考慮したデザインが売り上げに大きく貢献します。

4.食材のコストを抑える

売り上げから費用を差し引いた金額がキッチンカーの利益です。利益を出すには、食材のコストを抑えながらも工夫するのが基本です。味を保ちつつも食材のコストを抑えるには、複数の仕入れ業者から相見積もり、定期的に業者を選定する必要があります。

また、付き合いのある仕入先があれば、まとめて仕入れ、価格を交渉する方法があるでしょう。農家から直接野菜を卸してもらったり、氷を業者から購入したりする方もいます。そして、食材のコストを抑えるだけではなく、食材を無駄にしないのも大切です。

それぞれのメニューに使われる食材がバラバラよりも、共通食材を多く用いると食品ロスを防げます。トッピングを変えるなどのアレンジできるメニューを考案するといいでしょう。

5.備品の経費も考慮

コストを抑えるためには、消耗品類の経費も考えましょう。経営が軌道に乗るうちは、紙コップなどの備品類をどれくらい使うのか予想できません。そういった場合、大量にまとめて注文するよりも、小ロットで注文するのがおすすめ。また、宣伝のために備品類をお店のロゴ入りにしたいと希望する方もいるでしょう。

しかしロゴ入りの備品は経費が掛かるので、利益が出始めてから検討しましょう。

6.どのような調理方法でメニューを提供するのかも重要

キッチンカーの出店では、どのような調理方法でメニューを提供するのかも考えましょう。1から仕込みをするのか、冷凍品を温めて提供するのか、それともパッケージされた市販品を提供するのかによって、かかるコストもそれぞれ異なります。何人かで仕込みをおこなう場合は当然人件費も発生します。

また調理方法によっては、材料を保管するための冷蔵庫や冷凍庫、調理備品を用意しなければなりません。パッケージされた市販品は調理の手間もかからず、すぐに提供しやすいのがメリットですが、オリジナルの味が出せないデメリットもあります。

独自のメニューを販売するにはこだわりも大切ですが、同時にコストとのバランスを考えていかなければなりません。

年収を上げるにはキッチンカー(移動販売)の営業場所も大切

出店する場所があってこそ営業できるのがキッチンカー。とはいうものの、以外と出店場所はそう簡単に見つかりません。そのため、出だしでつまずく方も多いです。年収を上げるにはキッチンカーの営業場所を日々確保しなければならないのですが、どのような方法があるのでしょうか。

安定した営業場所の確保

キッチンカーは固定店舗を構えるのとは異なり、初期費用や人件費を抑えられるのがメリットです。一方で、出店場所が不安定なデメリットも。年収を上げるには、なにより安定した営業場所を確保する必要があります。

自分で営業場所を探すのであれば、以前キッチンカーが出店していた場所や、「この場所に出店してみたい」と思える場所があれば、自らオーナーに直接交渉する方法があります。

多くの集客数が見込める営業場所を探す

売り上げを伸ばすには、やはり多くの人が集まる場所に出店するのが近道。オフィス街や大学、イベント会場などは多くの集客数が見込める営業場所です。オフィス街では個人でビルオーナーに直接契約するよりも、仲介業者を利用して出店場所を探すのが主流です。

また、大学での出店は個人で直接問い合わせてみましょう。最近ではキッチンカーの受け入れをしている大学が増えています。出店実績がある大学であれば、話もスムーズでしょう。そして、マルシェやフェスなどのイベント会場も集客が期待できる場所です。

イベント会場のキッチンカー出店は、仲介サイトや、イベント・フェスの検索ができるサイトを活用し、出店場所を確保します。ただし常連のキッチンカーもいて、新規参入が難しいケースも。早めに出店情報を得るためには、常にアンテナを張る必要があるでしょう。

TwitterやInstagramなどのSNSは、出店場所の情報ツールとしてうまく活用するのもおすすめ。

「TLUNCH」を利用して出店場所を確保する方法も

「人が集まる出店場所を自分で探すのは大変そう」と思っているのなら、キッチンカーと空きスペースをマッチングするプラットフォーム「TLUNCH」に登録してみましょう。TLUNCHでは首都圏を中心に190以上の出店スペースを紹介してくれます。また、今後関西にも出店スペースを拡大する予定です。

個人でオーナーに出店交渉するのは大変ですが、TLUNCHのサービスをうまく活用すれば苦労もありません。キッチンカーの出店場所やメニュー情報、営業時間を表示するなどの機能が備わるアプリもあり、集客をサポートします。

キッチンカー(移動販売)の出店で年収アップを目指そう!

キッチンカーの開業で成功している方の年収は1,000万以上と高額です。儲かる仕組みを知り、キッチンカーの出店で年収アップを目指しましょう。また、キッチンカー経営を成功させるには経験豊富なスタッフのサポートが受けられるマッチングサービス「TLUNCH」を活用するのがおすすめ。

メニューの価格や何食販売すれば利益が出るかといった事業計画に加えて、正しくコストを抑えるコツなどさまざまな支援を受けられます。そして、自身のキッチンカーの位置やメニューがアプリでわかる、TLUNCHアプリの表示を目指すと更なる売り上げアップも期待できるでしょう。