キッチンカー(フードトラック)起業をする方必見!ステップとポイントを紹介

開業前のポイント
キッチンカー(フードトラック)起業をする方必見!ステップとポイントを紹介
ランチタイムになると都内でも見かけることの多いキッチンカー。固定店舗を構えないキッチンカーは、手軽でさまざまな場所に出店でき、自慢のメニューだけで飲食店を経営できます。そんなキッチンカーについて、メリットや開業するまでの流れ、キッチンカーでの事業を成功させるポイントなどをご紹介していきます。

キッチンカー(フードトラック)のメリット

キッチンカーは、固定店舗を構えるのに比べ、さまざまな面でメリットがあります。キッチンカーのメリットを3つご紹介します。

開業コストが低い

キッチンカーは、車両とキッチン設備があれば開業できるため、お店を構えて飲食店を開業するよりも、低いコストで起業できます。家賃などの固定費もかからず、都内の一等地など、高額な家賃のエリアにも、出店しやすいメリットがあります。

労働時間を自由に設定できる

キッチンカーの魅力は、働く時間を自由に設定できること。また、日によって勤務場所を変更することも可能です。平日はオフィス街のランチタイム、土日はイベント会場付近で、といった働き方を自分で設定できます。

人件費の負担が少ない

キッチンカーは、1~2人で営業できるため、人件費があまり掛かりません。増員が必要な場合はアルバイトをお願いするという手段もあります。

キッチンカー(フードトラック)起業のステップとポイント

キッチンカーでの事業を成功させるためには、なにより計画が大切です。キッチンカーにおける起業計画や始める前におこなうべきことをご紹介します。

①企画

キッチンカーでの起業を考え始めたら、まずはしっかりと企画を練りましましょう。「提供するメニューは何か」「キッチンカーのデザインをどうするか」「販売する料理の金額設定」「出店する場所」「1日にどのくらい販売すると利益が出るようになるか」「ガソリン代や光熱費など変動費の概算」といった内容を考えることが大切です。また起業にあたって取り急ぎ必要なお金や、準備しなくてはならないものもこの時点で考えておきましょう。

キッチンカーを開業するのは自分のお店を構えるということです。こだわりを持って提供メニュー、キッチンカーの見た目の構想をしましょう。

②説明会に参加

初めての起業であれば、何から手を付けていいのか分からない方もいるはずです。キッチンカーでの起業を考えているそんな方を対象に、説明会がおこなわれていることをご存知でしょうか。株式会社Mellowでは、これまでに600台以上のキッチンカーをサポートしてきており、出店場所の紹介もしています。キッチンカーの起業を考えている方にとっては、説明会で有益な情報を得られるはずです。

③食品衛生責任者の資格を取得

キッチンカーであっても、飲食店である以上営業の許可が必要になります、また食品衛生責任者を1名以上配置しなければなりません。食品衛生責任者の資格は、「食品衛生責任者養成講習会」を受講することで取得できます。ただし医学、歯学、薬学、獣医学、畜産学、水産学、農芸化学などの課程を修めて卒業した方や、栄養士や調理師などの免許を取得している方は受講の必要はありません。

食品衛生責任者養成講習会は、都道府県によっては年に数回しか開催されないところもあり、また定員も限られているため、事前に開催日時の確認をし、早めに予約をしておきましょう。基本的には受講費用が必要ですが、都道府県によっては無料のところも。「食品衛生責任者証」は、一度取得してしまえば更新はありません。

キッチンカー(フードトラック)の用意と保健所の営業許可

食品衛生責任者の資格を取得したら、次はキッチンカーを用意しましょう。新車、中古車、レンタルのキッチンカーについて、それぞれの詳細や保健所の営業許可についてご紹介します。

レンタルや中古車

キッチンカーのレンタル金額は車両の大きさや業者によって差があります。ただし、今はレンタルをおこなう会社が少ないので、必ずレンタル車両を見つけることができるとは限りません。

すでに設備が整っている中古キッチンカーは、程良い価格で購入可能です。ただし、良い中古キッチンカーはすぐに売れてしまうので、販売サイトをいくつかチェックしておく必要があります。中古キッチンカーを購入する際は、食品営業自動車として許可が降りるかどうかも、念のため確認しておきましょう。

また、中古キッチンカーの場合は車体の状態によってすぐに故障するケースもあるので注意。

新車で購入する場合

自分の理想のキッチンカーを作るには新車で購入しましょう。

新車購入で失敗をしないためにも、まずはいくつかのキッチンカーを見て回ることから。そして自分の理想や妥協する点などを販売店に伝え、見積もりを作ってもらいます。

見積もりができたら、保健所にキッチンカーの車内配置図を持ち込み、仕込み場所の営業許可を用意しましょう。

営業許可申請や手続き

キッチンカーの営業許可は、販売する場所の管轄保健所から認定を受ける必要があります。つまりキッチンカーで全国を回りたいと考えている方は、その都度、申請手続きをおこなわなければならないということです。

また保健所ごとに確認項目が異なるため、事前に必要な申請や手続きについて確認しておきましょう。ただし、ほとんどの保健所で、「営業許可申請書」「営業設備の大要や配置図」「食品衛生責任者手帳または調理師免許」「許可申請手数料」の提出は、共通して必要になります。

営業許可の種類

営業許可は、取り扱う商材によって種類が異なります。ランチなどの料理の場合は、飲食店営業の営業許可、コーヒーやソフトドリンクなどのカフェ系は、喫茶店営業の営業許可、たい焼きやクレープなどのスイーツ系は、菓子製造業の営業許可が必要です。ただし、これらの区分は各保健所によって見解が異なることも。

営業許可申請の手続きの際は、どのような商材をどのように販売するかを明確に伝えることが大切です。

また、保健所の営業許可には、「5年」の有効期限があります。更新手続きを忘れないよう、期間満了日の約1ヶ月前には更新を済ませておきましょう。

キッチンカー(フードトラック)で起業しよう

キッチンカーは、固定店舗を構えるのに比べ、出資金が1/3~1/2ほどで済みます。他にも事業主が自由に営業時間を設定でき、高い家賃を払わずに人気のエリアに出店できるなどさまざまなメリットがあります。事業計画をきちんとおこない、説明会などにも参加して、知識を深めたうえで、自慢のキッチンカーで出店してみてくださいね。