大阪でキッチンカー(フードトラック)を始めよう。開業のポイントや必要な手続きとは

開業前のポイント
大阪でキッチンカー(フードトラック)を始めよう。開業のポイントや必要な手続きとは
東京をはじめ、キッチンカーは今後さらなる増加が見込まれる新ビジネスのひとつ。大阪での開業を考えている人は、ライバルより一足先に行動に移してみてはいかがでしょうか。ここでは、大阪でキッチンカーを開業する際に必要な手続きについて紹介します。キッチンカーでの営業に有益なおすすめサービスも紹介するので、併せてチェックしてみてくださいね。

大阪でキッチンカー(フードトラック)を開業する前に!開業までのステップを確認

キッチンカーで開業するには、どのようなステップを踏む必要があるのでしょうか。まずは実際の出店までの流れを簡単に紹介します。

お店のコンセプトを決める

まずおこなうべきは、これからどんなお店を作り上げていくか計画を立てること。メニュー、提供価格などはもちろん、お店のイメージや販売スタイルなど細かく検討しましょう。

キッチンカー(フードトラック)を選ぶ

お店の方向性が決まったら、次はキッチンカー自体が必要です。車はお店の顔となるうえ、開業準備で最もコストがかかる部分。提供するメニューやお店のコンセプトをよく考え、慎重に決断を下してください。


キッチンカーの購入でチェックしておきたいのは、以下の3点です。

・サイズ
・走行性
・デザイン

このうち、しっかり確認したいのが走行性。特に車を中古で購入する人は注意してください。
中古車はヴィンテージな魅力がある一方、走行距離10万km以上というコンディションのあまり良くないものが販売されているケースも散見されます。

あるいは一見よさそうに見えても、いざ走ると予期せぬトラブルが頻発したり、すぐに寿命が尽きてしまうことも。万が一走れなくなれば、修理が完了するまでは営業ができません。中古車は安価で購入できる反面、営業機会損失のリスクが伴うということは事前に承知しておきましょう。

また、キッチンカーのサイズや仕様によっては、営業許可を受けられないものもあります。オーダーメイドする場合は、制作に入る前に設計図などの資料を持って、保健所で基準を満たしているかどうかを確認してくださいね。

開業に必要な書類を提出する

開業に必要なものが揃ったら、管轄区の保健所に営業許可を申請しましょう。大阪府内の場合は営業場所や一次加工所の場所によって申請先が異なるので、事前の確認が必要です。詳細については後述するので、そちらを確認してください。

出店場所を決める

営業許可が下りたら、次は出店場所を決めなければなりません。イベント主催者のHPを見る、空きスペースとキッチンカーオーナーをマッチングさせるサービスを活用する、観光協会や観光課に登録するなど、さまざまな探し方があります。

大阪ではキッチンカーが集まるイベントが多く開催されているので、自分の経験も考慮してじっくり探してみてくださいね。

以下、これまで大阪で行われた実際の事例を見てみましょう。
・ロハスフェスタ
こちらは「エコ」や「環境によいもの」をテーマにしたイベント。全国各地で展開しており、大阪・万博記念公園では2019年11月1~5、15~17日におこなわれました。キッチンカーの参加は可能ですが、イベントの性質上スローフードやオーガニックフードなどに限られます。
・キッチンカーコレクション 

こちらは2014年より兵庫県の「サンシャインワーフ神戸」にて開催されているグルメイベント。全国から味自慢のキッチンカーが多数集結し、投票にてナンバーワンを決定します。
2019年は10月12~14日の日程で開催されました。

今後の予定については、随時HPで詳細をチェックしておくとよいでしょう。

【大阪】キッチンカー(フードトラック)の開業に必要な手続きとは?

大阪でキッチンカー営業に必要な「自動車営業」の許可を受けるには、事前の申請が必要です。

東京では「仕込み場所」と表示される事前調理場所が、大阪では「基地施設」や「一次加工所」と表記するなど、地域による微妙な差異があることに注意してください。

それでは、実際に大阪府内でキッチンカーを開業する際に必要な手続きの流れを見ていきましょう。

保健所に営業許可を申請する

キッチンカー営業許可申請を担当するのは、大阪府の保健所です。ただし、政令指定都市と中核都市は各自治体の保健所に赴く必要があるので注意が必要です。具体的には、以下の市が該当します。

・大阪市、堺市、東大阪市、高槻市、豊中市、枚方市、八尾市、寝屋川市

また、一次加工所が他地域にある場合は、その場所での営業許可申請も必要です。営業許可を受けるための詳細や申請書は、大阪府のHPからダウンロードできます。

新規申請に必要な書類をチェック

新規で営業許可を申請する場合、以下の書類を揃えて提出しなくてはなりません。

1.食品営業許可申請書 1部
2.自動車営業による食品営業施設の大要 2部
3.営業施設の平面図 2部
4.車検証の写し 2部
5.法人の場合は、登記事項証明書 1部
6.一次加工所を設けた場合は、その図面(許可施設は、許可証の写しで可) 2部
7.水道使用承認書(出店先において水の供給を受ける場合のみ)、出店承認書(私有地に出店を行う場合のみ)2部
8.手数料(扱う食品によって異なる)

インターネットや電話での受け付けはおこなっていないため、必ず窓口へ足を運びます。また、手数料は現金のみなので、事前の準備をお忘れなく。

手数料は店の形態によって異なり、例えば、飲食店営業なら手数料は16,000円が、アイスクリーム類や菓子製造は14,000円が必要です。

申請から営業許可までの流れ

申請から営業許可を受けるまでの流れを大阪市のケースで確認しましょう。

1.申請手続き(開業から2~3週間前までに)
2.店舗の調査
3.許可証の交付

この他、申請の際に併せて設備の審査も必要です。キッチンカーを持ち込み、チェックを受けましょう。以下は飲食・菓子・喫茶のキッチンカーでチェックされる設備項目です。

・手洗設備(シンクあるいはアルコールスプレー)
・洗浄設備(二槽以上のシンク)
・給水設備
・排水設備(給水設備と同等の容量)
・給湯設備(未加熱食品や弁当を扱う場合)
・蓋つきプラケース(食器用、食材用として各1個ずつ)もしくは戸棚
・蓋つきポリバケツ(ゴミ箱)
・冷蔵設備

事前準備をきちんとおこなえば、申請から許可証交付までスムーズに進められるでしょう。

大阪でのキッチンカー(フードトラック)営業は「SHOP STOP」への登録から始めよう!

初めてのキッチンカー起業では、自分一人では分からないことがたくさんあるはずです。開業の手続きの煩雑さや、開業後の営業に不安を覚えたら、ぜひSHOP STOPでご相談ください。ここでは、大阪でのキッチンカー営業をスムーズにするサービス、SHOP STOPについて紹介します。

SHOP STOPとは?

SHOP STOPとは、空きスペースを貸したいオーナーと出店場所を探しているキッチンカーをマッチングさせるサービス。「必要なサービスを必要な時・場所に提供する」というモビリティサービスの一つで、株式会社Mellowにより発案されました。

これまで首都圏を中心に多くの出店機会を提供してきましたが、2019年10月からは関西圏にも進出。大阪のキッチンカーの販路拡大に、大きな期待が寄せられています。

SHOP STOPがキッチンカー(フードトラック)初心者におすすめの理由

SHOP STOPには、キッチンカー初心者にさまざまなメリットがあります。

まず、出店登録料が不要。説明会に参加して必要な書類を提出すれば、開示された情報を見たり応募したりできるようになります。料金が発生するのは実際に出店して売上が出たあとなので、低リスクで営業をスタートできるのです。

また、「SHOP STOPアプリ」にキッチンカーの情報が掲載されるのも大きなメリット。アプリを見たお客が自ら足を運んでくれるので、宣伝広告コストも抑えられます。

それでも不安が大きいというキッチンカーオーナーには、月に1度の「チャレンジ出店」がおすすめ。営業にはスタッフが立ち会い、店作りの相談などに乗ってくれますよ。

SHOP STOPでの出店の流れ

SHOP STOPを利用する場合、出店までの流れは次のようになります。

1.説明会申し込み
2.出店登録説明会
3.書類手続き
4.出店機会の提供

とりあえず話を聞きたいという人は、HPから申し込み可能です。ぜひ説明会で詳細を確認してみてくださいね。

【キッチンカー(フードトラック)】ポイントがわかれば大阪での開業もスムーズ

キッチンカーの開業までには、多くの手続きや準備が必要です。思い立ってから実際の営業までに数ヶ月かかるケースもあるので、それを見越した早めの行動も一つの手です。

また、出店に困ったらSHOP STOPへの登録がおすすめ。開業サポートを受けられるほか、よい出店場所に出会える確率もアップします。面倒な手続きが終われば、あとはキッチンカーで街に繰り出すだけ。いろいろな場所やイベントを巡って、楽しみながら営業してくださいね。